田中ユタカ_愛人(05)[完結巻]ようやく読んだ

(なんやかや忙しくて、買ったけど自室に積んで放置してあったん)
今でも、この作者の漫画に関する技量は相当低いとは思っているけど、なのに、これはまぎれもない名作だとも感じる。(そういう理由と、なんか格付け(たとえ真似事であるにしろ)するのって違うような気がするのとで、星はつけません。)
永野のりこと同じ世界を見ているのかもしれない。彼女より厳しいし、笑い(というか物語の隙、緩急)もないし、下手だけど。
なんか、あまりちゃんと感想書けないや。とにかく、作者を含め、このお話を世に遣わしてくれた全ての人へ。ありがとうございました。
 
連載バージョンで語られかけていた「イクルの存在がもたらした『呪い』への抗手」は完全に削除されていた。多分、二人の生きた意味に余計な付加価値は不要と判断されたんだろう、正しいと思う。