一昨日とかその前とかに買ったブツ

TONO チキタ★GUGU ★5
若干絵が荒い気がするのはチキGUに関してはいつもの事なんだけど(何故か他作より荒い)そんなの関係なくて、ああもう!オルグオルグが!パパがママが!ラーラムデラルが!この人は何でこんなにも少ない描線で死体の虚無感も人心の微細な揺らぎもあっさり表現し得てしまうのでしょう!手法的にはホラーなのか?んーどーかな。
山本ルンルン シトラス学園完全版 ★4
シトラス学園の他に短編色々詰まって1300円。値段だけ見た時高ぇよ!って思ったけど考えてみたらマシュマロ・オリオンなら5分冊になってしまう分量なので破格です。ウソ。あっちが高いだけ。ジャイブ許すまじ。そして初期の山本ルンルンは血も涙もない話を描きまくってるのでまさしくメルヘン爆弾(…まあ、そういうタイトルの短編があるんだけど、にしても帯にピッタリだな)。人情話みたいなの描く時も完璧に必要かつ十分な描写しかしないので最高です。あとは絵のセンスかしらねー。ぜってーオススメ。太田もたまにゃイイ仕事すんじゃん。
冨樫義博 HUNTER×HUNTER(21) ★5
端的に言うと「師匠譲りだぜ俺が甘いのはよぉ」がものすごくまっとうなイイ話なのにもかかわらず冨樫を知ってるとブラックジョークにしか見えなくてでも冨樫の本心でもあるんだろうなーとも思えてしまうあたり、冨樫は凄いですね。どこが端的だ。
和月伸宏 武装錬金(06) ★5
あああああカズキ大好きだああああ!そしてブラボ――!おお…ブラボー!! (怒られなかったのかなあ…)
小畑健 DEATH NOTE(05) ★2
たとえ今の展開を知ってたってヨツバ編が究極絶頂に中弛みの無人島編である事実は変わらないわけで。まあ冒頭の人格豹変だけは普通だけど。
UMA チェンジング・ナウ!(01) ★4
初回だけ読んであと忘れてて最近になって欠かさず読むようになったチェンジング・ナウ!ですが絵的には最初っから完成してたんだな。最初もっと下手だったように記憶してました。真性のヘッポコがウブなロマンを語っちゃうよーな漫画だけど、そこがいい。ふにゃっとの話をした時に薦められたのにとても納得。あとクリムゾンバニーのコスチュームはエロすぎます。白黒だと内側をどうしても肌色(裸)に脳内変換してしまう。
田辺イエロウ 結界師(06) ★4
あれ?もう6巻?マジで?地味だけどそれがいいんだけどどう薦めたものだか。とにかくベネ!
成田美名子 花よりも花の如く(03) ★4
…こういうのを「宗教入ってきた」っていうのかなー。何だこの価値観。好きだからいいけど冷静に見ると異様なのでは。ナチュラリストを禅寺にでも入れて悟りでも開かせるとこうなるかしら。でも能の世界の静謐とか異様さとか「なんかいる感」出すにはこれくらいが丁度いいのかも。まあ僕は全く能知らないんだけど。
やまざき貴子 ZERO・VIII ★3
冒頭に解説みたいなまとめが入って状況は分かりやすくなったけど、まあなんつうかうだうだしてる気が。って何そのラストー!?
高尾滋 てるてる×少年(10) ★4
ええー何その昔話!っていうより、連載はもう終わってるのー!?とにかくがんばれしのしの!(しのしの?)あとがんばれユーリ!

久しぶりに雑誌買った。捨てる本を買うのは信条に反するんだけど、たまにはよかろう。

晋遊舎 ポプリクラブ2005年3月号
美少女漫画誌買ったのって何年ぶりかなあ…。なんか最近エロスのネタ切れが危機的状況だったので、買ってみた。最近の嗜好に即して選んでみたんだけど、案外なかなか…。まあヘナ萌え90年代残存勢力系の常として漫画的能力には大きな開きが見られるんだけど、そこも含めて結構楽しめたしエロかった。若いモンのエキスをガンガン吸ってゆかぬといけませぬよ。みつやって人は単行本あるなら買うかもしれぬ。ふふふ若いエキス。(なんかホモみたいだな) あとあじすあべばマジ勘弁。まだ生きてたのかこいつ。
少年画報社 YOUNGKINGOURS2005年3月号
立ち読みしそびれまくってたので、買ってみた。…改めて買ってみたらなんかもーステキですねこの雑誌!読まないとこってないかも!しかも「買うほど面白い漫画」自体はそんなにない(僕にとってはトラシマムヘルシングピント以外は不要)から、経済的。アフタは「読む漫画は買うし買わない漫画は読み飛ばすほどに読まない」から買わなくなったんだよなあ。
長谷川哲也は雑誌のコマとしては最高に素晴らしい漫画描きだな。意味不明なまでに痛快。ラブバズは根っこが甘い感じなので「なんかなー」と思わなくはないが、このイタさ自体は結構スバラシイのかも。共感しかねない。やばー。石田敦子はこのリリカル絵で内容がどろどろ(しかも言うなれば桜玉吉のダークネスと永野のりこの内向性を悪い方に掛け合わせたようなソレ)なので地獄絵図ですが買ってる人はマゾなんだろうか。六道は笑いはなかったけど急転回だなおい。妄想は相変わらず。つうかフラグ…!あと幼馴染って「それを全部現在に変換してみ」るべきものなのか?少しだけ小野寺上人に対立したい感じ。カムナガラは敵意とか恨みとかがちょっと出てる。見くびってたかも。ヴァッシュはかっこよかったが消化試合の回か。ジオブリはお尻。ヘルシングノスフェラトゥのおにいさんがお髭生やして別人誰それ?と思ったら8Pなめんな。ピンチヒッターふたりぼっち伝説佐藤ショウジ)は初めてまともに読んだんですが、なんつうか…ちゃんとステレオタイプな絵の描けるヒコロウ?ちょっっっっっっっとだけ好み。ピントは大ゴマ使って何してますかー!!マックユーリ/うささんチームやみずいろのジジイだけならまだしもそのペンギンぐるみ…その★の髪留めのロリっ子…夢の字のキャラやん!話自体は若干だれてたけどまあ、いいや。ロックはまだ「超能力抜きの戦いの技術」を持たない時代なのか。わー。新鮮。そしてSpecialで描いてるのよりやっぱりコマも詰まってるし絵もちゃんと泥臭い気がする。これが古巣の力!?Jにはケジナンと座羅月がいた。昔の話覚えてねー。
しかしまあ各種4コマは結構イケたし朝霧もダフネも僕が大嫌いだった楠桂さえもなんだか面白おかしく読めちゃったのにやっぱり合わない人はいるなあ…。(水上・井上の事ですが)