ヱヴァ破2周目

Arioに長居したり街をぷらぷらして百均やら西新井大師やら回ったり駅前を散策したりして時間潰し、ヱヴァのレイトショーへ。…劇場で映画2回見るのなんて生まれて初めてだよ。
小雨降る中舎人ライナー目指し夜道をとぼとぼ歩きつつはにーと色々話したんだけど、結構見てるトコ違うモンだな。

オリジナルシンちゃんの時には感じなかった違和なんだけど

ヱヴァヲンシンちゃんはちょっと芯があってタフな分、14歳の癖に性欲からフリーダムな感じが、変。ヱヴァヲンの場合女どもがどいつもこいつも発情期の雌猫さながらのエッチッチパラダイス(死ね俺)だから尚更変。元の碇君の人気っぷりも不人気っぷりも、そもそもはその無性っぷりが所以なんだと思うけど、アイツの場合徹頭徹尾ヘナチョコだからそれでいいんだろう。タフさが無いゆえに、14歳のナイーヴさの聖化(間違いなく聖化だと思う)も受け入れえたんかなー、って。
でも今回の映画のシンジさんってちょっとタフすぎてそんはないから、ただのたらしみたくなってる。たまにとんでもなく上から目線に見える。性的な意味で完全に並み居る女どもを相手にしていない。何あの14歳。あれ一種の超人だよ。「何ポカポカしてんだよチクショー」みたいになってるアスカの事考えろよ。「あんたもう前線出んでもええねん」みたいに言ってるレイの事考えろよ。「俺にとっては…お前こそが…」みたいに口走ってるねーさんのおっぱいもっと大事にしろよ。
そんな俺様絶頂バーニングなシンジさんの事がだいぶ好きなのも確か。でもその感情って一周前のシンちゃんを知ってるからこそ「良かったねえ」ってなるんかも。生まれて初めて体験したエヴァがヱヴァだったヒト(居るのかなあ)にとってはだいぶ感じ悪い奴なんじゃなかろか。

しかしまあ面白えなヱヴァ

何度でも見れそう。
でもこれ映画館じゃないと100パーじゃない感じもするな。「でっけーヒトが走ってるだけで面白い映像」を家のちんまいテレビで見てもしょーがないんじゃないか、って気はする。