CASSHERN

「あれ?今しょっぱなの提供画面で「いちばんの見どころ」流しちゃわなかった?」とか失礼な事考えつつ見始めたんですけど。全体的にもーとにかく重厚…いや、えーと、何つったらいいんだああゆうのは。UTADAtravelingとかもそうだけど、油絵みたいな塗り方の画面がもーこってりすぎておなかいっぱいです。やっぱちょっと色彩感覚のネジがおかしい人なのかも。変な殺陣も、慣れを要する点はあったけど、まあまあ良かった。正直に言って2時間ちょい丸々めいっぱい楽しんだと言えましょう。映像的/ミュージッククリップ的な良さだけど。それにドキドキ度はtravelingのが上だったしお話自体は原作のが上だろうし(めちゃガキん時の記憶なのでほぼ覚えてない)。
ところで大事な人の死ってゆうのは丁寧に描けば描くほど卑怯……な気が…する…。死っていうか「死に際」ね。死自体はそんな丁寧でもないっぽ。そして何だあの宮迫。素敵ング。まあいいけど。あと戦場描写は情景への移入が阻害されるのでドキュメンタリー的なものじゃないなら控えた方がうりゃーっ(お筆先さまが怒っておられる…)
■追記:ちょっと感想見てみたらうち、ほぼsteinさんの2年前の感想の要約みたいになってて恥ずかちい。あとシンシアの高遠のひとがおもろい見方してて「やっぱああゆうの描く人らしいや」って思った。ていうか惚れ直した。ところでどうやら僕のキャシャーンイメージは相当主題歌に引っ張られてるらしい。アニメを知る人の感想見てると「きりやタソはほんとキャシャーン大好きッ子なんだな!」みたいな記述も時折。元々あんな話だったのか。